Model icon セキ1000 7

モデルアイコン セキ1000 カプラー改造モニター

気がつけば…

年が暮れ、そのまま年が明けてしまいました。

“師走” は言葉の由来通り本業が忙しく、ブログはおろか模型どころではなく…。
また年末年始についてもぶっ続けで殆ど家を空けていたため久方ぶりのポストとなってしまいました。

本業の方はだいぶ落ち着いてきたものの、”忙しいこと” とは遠回しには “儲かる (かも?) ” ということでもあると思うので、誰しも一概には否定できないでさぁね。ワークライフ (ライス) バランスというやつでしょうか。

ことしもゆるりと “甘め” に宜しくお願い致します。m(_ _)m (強引)

2015年 “始発便” は自身初のモニター記事 (!?)

本記事タイトルのモニターですが、実はモデルアイコン様のセキ1000形キットについて、カプラー改造に伴うモニター記事を書かせて頂く機会を頂いておりまして…。
本来ならば12月末までの予定でしたところ、私事都合で遅ればせながらの公開となりましたこと、この場を借りてお詫び申し上げます。

それでは、以下本題の記事内容となります。

 ↓↓↓

まずはセキをクム (?)

記事投稿用のモニター品として支給頂いたキットが届きました。

基本的には鉄道コレクション等と同様の “ディスプレイモデル” の製品形態となりますが、2014年秋生産分よりグレードアップし、カプラーポケットつきの台車枠パーツが付属しているようです。

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このカプラーポケットに対応したアーノルトカプラーパーツも付属していますので、車輪さえ何とかすれば “ストレート組み” だけでもNゲージ車両化は簡単に思われます。
しかし今回のモニター課題は 付属パーツを使わずに ですので、ゴールは

  • 設計上の連結面間隔を極力損なうことなく
  • できるだけ簡単な加工で
  • Nゲージ車両 (走行対応) 化するっ

…といったところでしょうか。

まずは説明書の手順通りに組み上げていきます。

本来ならば時代考証や既存車両との組合わせ、兼ね合い等考えながらプロトタイプを検討したいところですが、ぶっちゃけ組み合わせられる車両はほぼ皆無、そして時間もないので素組みでいっきまーす☆

デキました。

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このキットの設計なのか、ランナーから切り離したポイントのバリなど整えるだけで、恐ろしいくらいにパーツ同士の合いが良いです。仮合わせでシャーシと組み合わせただけでも、まるでパーツ同士がピッタリ吸い付くような…そんな感触です。

カプラーと関係が断てない台車…

お次は足回りで、台車を組み立てます。

パーツ構成は鉄道コレクションと同様 (と言っていいのだろうか…) 、台車枠のベースとなる部品にレリーフ状の側面パーツを差し込む構造です。私の場合は採用する金属車輪との寸法的な相性と接着強度を考えて、ゴム系接着剤で貼付けたのちにしばらく寝かせておきました。

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固着した台車枠に、片軸端ずつ “よいしょっ” といういつもの (いつの?) 感じで車輪をはめ込みます。
採用した車輪は黒染め・スポーク輪心のRound house (ホビーセンターカトー) #28-193「スポーク輪心 16個入」です。

これは元々は購読中の「日本の貨物列車」で付録として付いている貨車に履かせてやりたくて調達したパーツなのですが、車軸の寸法が合わずお蔵入りしていたところ、今回やっと日の目を見たことになります (結構このぉ部品ぉ高いんですのよ奥さん…)

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軸幅が台車枠側の設計寸法よりもやや長い感触ですが、”ゴム系” の甲斐あってか今のところ持ちこたえてくれています。
やはりポイントを定めて良いパーツを使うのは投資のし甲斐がありますね。
(言いながら、自分でもどこか価値観がおかしいような…?)

いよいよ “本丸” のカプラー、ここまで着想ゼロ! (←

お次は問題のカプラーですが、今回のモニター改造にあたり幾つかのメーカー・製品のカプラーパーツをテスト用に買い揃え、補修用のストックパーツ (無論、特定車の廃車発生品でしか得られないものは含めず、何らかの手段で購入できるもの限定です) も含めて検討してみました。

そこで今度は、同じ立場に立つであろうユーザーの視点から考えてみました。
要件としては以下の2点でしょうか。

  1. 比較的簡単、安価に入手可能なパーツを採用
  2. 極力 “加工” の範疇に入る改造を避ける

1 については市場在庫、コスト両面からも無理なく入手できるパーツでなければ個人の環境や調達力に依存することなるため、情報としての価値が半減してしまうと考えますし、2の理由にも重なりますがカプラーは “数” が必要となる物であると思うため。

また 2 については、私自身の力量的にも (ここ重要) 、他のキットユーザーの裾野を広げるという意味でも、また比較的長編成となる車両プロトタイプの側面も視野に入れると、リアリティやコスト・労力面の低減の両立を追求すれば、必然的に1両毎の加工は少ない方がなお良いと思われるからです。

以上のポイントを条件に、近隣店舗やネットでリサーチしたところ自然とパーツは絞られました。

結論から申しますと、私の以上の要件を満たすパーツはRound house (ホビーセンターカトー) #28-187「車間短縮ナックルカプラー 黒 (ボギー貨車用) 20個入」のほぼ一択でした。

自分でもそのまま商品名通りすぎて笑えるのですが、ホビーセンターカトーブランドなのがパーツ確保の面でやや懸念点でしょうか。
私が購入した店舗ではごく普通に販売されていましたが、地域や店舗によっては在庫切れという情報も見かけたように思います。

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取付は簡単、他社のカプラーポケットへカプラーを差し込む手順同様に、カプラーの片サイドを差し込んで90度回転させるだけ、です。

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時間や環境的な都合上、複雑な走行テストまでは行えていないのですが (駄目モニターですみません…) 、ミニカーブレールでもない限り問題は無さそうな気もします。
また、メーカー想定のパーツの使用法とは異なり今回の改造例ではカプラースプリングを使っていないため、これが原因での不安定さというのは生じるかもしれません。かといって、少し触っただけでポケットから脱落するほどの隙間もないので、急なアップダウンやS字カーブ等に勢い良く突っ込ませるでもしない限りは問題ないのでは…とも思います (その辺は自己責任でお願いします…) 。

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素組み & カプラー改造後のイメージはこのような状態です。
やはりスプリングがない分、カプラーが “シャン” としていないようにも思われますが、いかがでしょうか… (汗) 。

時間の都合で (そればかり…すみません) もう1両がまだ組めていないので実際の連結面間隔がお伝えできないのですが、近々記事メンテで情報を追加できればと思います。

乱文読了ありがとうございました。
このたびのモニター機会を頂戴した合同会社モデルアイコン様には重ねて御礼申し上げます。m(_ _)m

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