先日購入した381系 “くろしお” の続きでone more thing.
正直なところ、ここ何年か形式やモデルに限らず “買ってそのまま” なことが多かったので、買ってすぐの完成品モデルにここまで手を入れたのは久しぶりな気がします。
情熱が冷める前に行動すべし、鉄は熱いうちにってことか。
Tomixの381系は、製品そのままだと気になる点がいくつかあるので、少しずつ触って楽しんでいきます。
サンパーイチはミニスカ!
連続する急曲線区間を軽やかにクリアするべく、低重心設計となっているためにおのずと車体裾の高さ寸法がレール面に対してかなり低く、連結器高さにかなり食い込んだような外観に。485系や183系といった国鉄特急形系列と比較して、スカートの上下寸法がかなり小さめに見えます。
“くろしお” に充当される (されていた) 日根野の381系基本編成のうち、京都・新大阪〜白浜間で連結される3両増結編成側のクハ381形500番代は、ほかの100番代と比べ増解結用の電気連結器を装備しているため、スカートの構造やスノープロウの有無に違いがあるのでこれを再現することにします。
まずはスカートパーツから、取り付けツメで固定されているスノープロウを取り外し。
電気連結器のために切り欠かれた構造のスカートを再現するため、カットする部分をシャーペンで罫書き (なお、あまり目立たない部分なのでフリーハンド 笑) 。
安心してください、分解してます!
謎の作業用治具を支えに、罫書いた線に沿ってカッターで筋彫るようにカットしていきます。
まぁ謎の…っていうか “くろしお” を撮りに出かけたときに、砂浜で拾ったガラス瓶のカケラなんですけどwww
このスカートパーツは、床板パーツを両サイドから挟み込むように取り付ける構造のため、これを生かすためにスカートパーツは完全には切断せず、前面側の一部をカットするに留めておきました。
柔らかいABS?成形のため、変形しないようゆっくり & 荒く切断。
棒ヤスリと#1000のサンドペーパーで断面を適当に整えて…
タミヤのエナメル、XF-1 フラットブラックで断面を目立たないよう塗り分け、乾燥したら取り付け。
増結編成側の100番代車と比べると、こんな感じに。
正直手にとってみないと判らないような違いにニンマリするのは、手を動かしたオーナーだけに認められた至福の時間 (笑) 。
モノはついでに、スカートパーツのジャンパ栓モールドにもフラットブラックを。
団体列車として運行されたさよなら列車は、基本編成のみの6両での運転でした。
写真のとおり、500番代にはスノープロウが装着されていないため、外したパーツは取り付けずにそのままにしておきます。
仕上げに、ヘッドライト・テールランプのリムにX-11 クロームシルバー、TNカプラーの電気連結器に同じくタミヤのXF-19 スカイグレイを色差ししてフィニッシュ。
昔から言われていることですが、やはりリムの色差しは効果的ですね(о´∀`о)
つづく。