出端を挫かれるお話 (最速)
ボード組み立てから、いざ制作を”出発進行”
みなさまこんばんは。
このワークではマガジンの通りには進めないことは 前回 書きましたが、制作を進めるにあたりいち早く完成形のイメージを掴むには、やはりまずはボードにレールと主な建物を配置するところからと思います。
そこで今日は、レイアウトの基礎となるボードの組み立てを進めました。
このボードを組み立てようと考えているその時、まだ後に起こる悲劇 (?) を私は知る由もありませんでした…。
関連各号
- 鉄道模型 少年時代 第9号 (木製ベースA)
- 鉄道模型 少年時代 第10号 (木製ベースB)
- 鉄道模型 少年時代 第11号 (木製ベース用パーツ)
- 鉄道模型 少年時代 第12号 (木製ベースC)
- 鉄道模型 少年時代 第13号 (木製ベースD)
組み立てる、そのまえに。
(一応) マガジン掲載の手順を確認しつつ、ベースボードを開封していきます。
「まずはよく絞った雑巾で拭いてくれ」的なことが書かれているのですが、拭いてみると確かに想像を絶するくらい削りくずみたいなもので”エライコト”になってました…。
本当に加工してから接着剤の乾燥待ちもほどほどに、そのまま荒々しく梱包したのか??というぐらいの状態で、ただえさえ長らく肥やしていたせいで埃をかぶっていたので (以下自粛)
段差調整は連結のあとで
マガジンには「(ベース裏返しの状態で) 川部分のベースを新聞紙等で高さを稼ぎ、4枚のボードの高さを合わせて作業を行う」という説明があったのですが、まぁこれは緩めに連結した後に、段差を取りながらボルトを締め上げることで何とかなるかと思いあまり気にしませんでした。その時です…
あれ…?
ボルトが通り切らない穴がある。
落ち着け、俺。
きっとユーザーのミスを気遣って場所毎に穴の位置を変えてあるんだ。
(結果的にこの推察は間違いと気付きました、笑)
(試しに板の組合わせを変えてみた)
あれおかしい…他の板は全部繋がるのに、この板だけ繋がらない何故だ何故だ何故だ何故だなz (略
積んでみたの図。
あ…。
私は日頃からあまり自分自身を「ツイてない」と思うことが少ないのですが、時々あるんですよね、こういう「やられた感」を感じる時が (苦笑)。
およそ五年の歳月を越えて、運悪く不良品を掴んでしまっていたことに気付きました。他にも事例があったのでしょうか…? (怖)
千の夜をこえて あなたに伝えたい
伝えなきゃならないことがある
いまこの投稿を書いていて、ふと一時期流行った曲の歌詞を思い出しました。
千の夜 (365日×5年=1,825夜) をこえて あなた (講談社) に伝えたい
伝えなきゃならないことがある (不良品)
閑話休題。
まぁさすがに時効だと思いますので、クリエイターの端くれらしく自分で何とかしてみましょう。
…本音を言えば、問い合わせるのも憚られる (苦笑)。
使用する建物などは予定通りの構成ではないのでボードの位置替えなどでカバーできるとよかったのですが、全てのボードで穴の位置が揃えられているためこの案は使えません (何でこれで開け間違えるかなぁ…) 。
では穴を自分で開け直せば良いのでは?と思いボードを眺めていました。
幸い我が家には電動ドリルがあり、この穴に合うドリル刃を用意して対応します。
穴の寸法を計ったところおおよそφ5mmのようでしたので、それくらいの寸法があればいいかとホームセンターで「ドリルセット」なるものを購入してきました。
久しぶりの木工作業
ドリル刃を購入するにあたっては、どうせなら他の機会にも活用できるようにと5mmの刃1本ではなく様々な径の揃ったセットを購入しました。
これも不幸中の幸いで、よくよく考えれば工作で当たり前の考え方なのですが、φ5mmの穴を開けるのにφ5mmのドリル刃で良いわけがなく、幸運にもこのドリルセットにはφ4.8mmという径が揃っていたのでこれを使用します。
懐かしいですねぇ、木工での切断加工等における寸法のズレなど教わったのは中学校の頃でしょうか。
休み時間等に時々工作室の電動糸のこや不要材を使って遊んで (?) いたあたりから、既にモノヅクリ好きな性分が出ていたのかもしれません (もちろん担当教諭の許可を得て、ですが。その興味が成績や成果に比例していたかどうかは微妙なところでしたね 笑)。
既存の穴をガイドに開ければよいだけなので、超あっけなく作業終了です。
なんだかE653系のライトケースみたいな造形に…。
できた…。
たったこれだけのために、拭き掃除やらドリル刃購入やらで予定外の労力が (苦笑)。
で、お約束の…。
試運転の図 (笑)。
みなさん、購入したものの開封確認はお早めに…。
それではよい週末を〜。