Tomix E1系

JR E1系 “Max” (旧塗装) レストア1日目

お古でも愛情を注ぐよ!の巻

ダメージも “Max” (満身創痍的に)

みなさまこんばんは、シャワーの “シメ” に浴びる冷水が心地よい季節になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

私の方はといえばここ何日かの間、Tomix E1系旧塗装のレストア作業に着手していました。
また違う作業に手を付けたのか とか言わないでください。(><;

実車はかくもあっけなく引退してしまいましたが、手元の模型の方では何とも中途半端なことに現在5両だけが存在しておりまして。
私がもう大昔となる中学生の頃に知人より譲り受けたもので、下手な色差しなぞをしてしまっている状態で、専用の車両ケースもないためなかなかの傷だらけになってしまっている状況です。

Tomix E1系2
※お目汚しが酷いのでこの画像は拡大できません (苦笑)。

元々は恐らく “SD-Max” (品番 #90010) というTomixのスターターセットに同梱されていた3両に、増結用車両として用意されていた中間車 (E158-100形) を足した4両で譲り受け、恐らくこのせいで車両ケースが無いものであったかと思います。
その譲渡スタメン4両 (?) に、量販店などではあまり見かけなくなった増結用中間車を買い足していっておりまして、最終的には12両フル編成にすることを目標にしているのですが…。

久しぶりにストック箱 (のような何か) から引っ張りだしてみると、なかなかこのレストアの道のりはハードなことがわかりました。

“弄る”は易し、”戻す”は難し

見た目からも色々修復すべき箇所は判断がつくのですが、

  • 下手くそな色差しを剥がす
  • 一部のフック・リングカプラーが折れてるので台車枠交換 (よりにもよって動力台車もか…orz)
  • ライト: つきません
  • 動 力: 走りません
  • パンタ: ありません

…”トレーン” やん(´;ω;`)ブワッ

涙を拭こう俺、泣きたいのは模型の方だ。
そんなこんなでまずは

  1. バラッバラに分解し、
  2. メーカーに補修用のパーツ在庫がないか問合せ (可動幌なかった…orz) 、
  3. 死んでしまってるライト基板は部品を発注し、
  4. 旅に出て戻らないパンタと交換用の動力台車も注文し、
  5. ボディの色差しを剥がし、 ←いまここ

という状態にまで進みました。だいぶ省略しましたね以後気をつけます…。

色差し剥がしはなかなか手こずりまして、いわゆる「ガンダムマーカー」が使われていたのですが、屋根上の滑り止め (らしきもの) を中心にちょっとやそっとでは剥がしづらく、GSIクレオスの「Mr.カラーうすめ液」をつけた綿棒でゴシゴシやってやっとこさという状態でした。

本来であればガンダムマーカーには「消しペン」も使えるのですが、ペン先でちまちまやらないといけないので非効率であったのと、うすめ液で擦るよりも元々の塗膜に与えるダメージが多い様子でしたのでこのチョイスです。
塗料の成分や材質との相性って突き詰めると化学の領域に至るので難しいですよね…。

逆に、ボディの側面などの細かいモールドに差された色の方は消しペンを使いました。
消す色に消しペンの液を乗せて、おおよそ2〜3秒以内にあまり汚れていない綿棒で吸い取ることでうまくキレイになりました。これも “塗装” ではない “印刷” の部分には特にダメージを与え易いので注意が必要なのですが。

ボディの材質や元の塗装、剥がす塗料の種類や状態によって条件が変わりますので、このテクニックについては参考に留めていただければ。念のため。

原状回復だけがゴールじゃない

…と叫んで自分に言い聞かせる (苦笑)。

ただしかしながら、前述の通り塗った色の剥離はやればやるほど元々の塗装にダメージを与えてしまうため、やはり完全に消し去ることはできずどこか “屋根上をウェザリングした” ような状態になりました。例えばクーラー室外機のメッシュやフィンが際立ってこれはこれでアリだと思える、というような良い意味での妥協が必要かもしれません。

いっそ屋根上だけ全体的にウェザリングして、ボディ側面だけは洗車されてる状態を再現したことにしようかな (笑)。

こうしてレストアを進めているとつくづく模型趣味の難しさやら奥深さやらを感じますが、所詮は “モノ” であっても大切にしないとダメですね。大事にしているからこそ手を入れたくなる気持ちもわかるのですが。

ではでは、また進捗しましたらご紹介できればと思います。
最終ゴールはレンタルレイアウトをフル編成で快走の図、です (笑)。

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