Modemo NT5 土佐電気鉄道 600形 1

虹色の思い出 “JAS レインボーセブン号”

2016年に入ってから入線したクルマの中から、懐かしいカラーリングを纏った1両をご紹介。

この土佐電気鉄道 (現:とさでん交通) 600形 “JAS レインボーセブン号” は、今はなき日本エアシステムの機体に施されていた同名のラッピングを、ほぼそのまま路面電車に施したような広告塗装が特徴。 ラッピングデザインはおろか、広告主や路面電車を運行する会社自体も変わったことに時の流れを感じる…。

アイテム自体はネットオークションで落札した中古品で、年末から始まったオークションが終了・落札したのは元日のこと。 「年明け早々からオクかよ!?」という冷たいツッコミはさておき、年始早々になんだか晴れやかなデザインのモデルが手に入ってどこか素敵な気分になります。ヤフオクは年中無休です!

中古品といっても問題といえばケースに大きなヒビが入っている程度で、車両そのものは “新古品” といったコンディションでした。付属品も未使用だったので、前オーナーは購入したままほとんど寝かせっぱなしだったのかも。

ユーザー取り付け部品はステッカー類のほか、前面用のサイドミラーと板サボパーツが付属。

Modemo NT5 土佐電気鉄道 600形 2

しっかし写真のとおりバリが酷かったのでヤスリで軽く整えておきました。

Modemo NT5 土佐電気鉄道 600形 3

取り付け完了。 ややひねくれ者のワタクシは行先ステッカーを「鏡川橋」という中途半端なセレクトにしておきました(ง ˘ω˘ )ว✧ (笑

メーカー的には “謝る電車” として有名な、味のある手書き文字のサボで「ごめん」とやるのが推しだと思うのですが、それはどうせなら伝統の “土電 (とでん) ” カラーでやりたいところ。手を入れてない鉄コレやモデモ車でのお楽しみです。 本来ならばサボ掲出なしなら何も掛っていない状態が正当なのでしょうが、そのままだと大きな角穴がボディに開いたままになってしまうため、塞ぐ意味もあって無地掲出にしてます。

Modemo NT5 土佐電気鉄道 600形 4

側扉の窓には「自動扉」の付属ステッカーを。 1枚側引戸の方はステッカーの切断ラインが目立ちそうだったので、窓1枚分のサイズになるよう切り出したうえで貼ってみました。これは正解だったくさい。 それにしても、どこかで見たことが…と思ったらアルピコ交通のアレと、デザインの方向性が激似だった (←

JASといえば私が小学生高学年頃か、初めて一人で飛行機 (もちろん国内線) に乗ったのもJASだった…かも。 当時、現在は神戸に住んでいる母方の祖父母が、震災の影響からしばらくのあいだ徳島で暮らしていたころで、夏休みに母とは別日程で、帰省する折などに飛行機で移動していた時期があった。当時は東京住まいだったので羽田ー徳島便。

母はもちろん祖母も小学生を独りで飛行機に乗せるのは心配があったようで、最初の一度は (確か) 搭乗口から機内、機内から降機してゲートをくぐるまで、客室乗務員かグラウンドスタッフかが付き添ってくれるというサービスを利用した (させられた、が正しい。いつの間にかそういう手筈になっていた) 。

ただこれが幼心にもとても面倒というか退屈で、搭乗はどうだったか記憶にないけれど、少なくとも降機は他の搭乗者が全員捌けるまで待たされることになり、綺麗な?お姉さんに構ってもらえるのはいいのだけど、結局この一度を最後として、母に「次の機会からあれはもう必要ない」と断った記憶がいまだ強く焼きついている。

自分が親の立場になったら同じことをするか、というかこのサービスが今でも航空会社に存在するのか知らないけれど、多分一度か二度一緒に乗って覚えさせて、あとは独りで行動させるだろうと思う。少なくとも男ならば。

話が大脱線してしまった……では、また近々。

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