真実と幻想と
“写真と異なる”と言われてもこれは…
どうもこんばんは、週末いかがお過ごしでしょうか。
今週は前回の103系の加工を進めた程度なので、週刊「日本の貨物列車」に絡むクルマなぞをご紹介したいと思います。今夜は定期購読特典の貨車移動機を。
「週刊 日本の貨物列車」は定期購読を申し込んだユーザーへの特典として「ピンバイス & ドリル刃」のセットと「貨車移動機」のミニチュアがプレゼントされたのですが、この移動機のサンプル画像と実物のギャップで、某匿名掲示板ではなかなかの “騒ぎ” になったようです (苦笑)。
私もややこの移動機目当てで定期購読を申し込んだようなクチなのですが、事前に情報を得ていたものの現物を手にするとなかなかの衝撃でした…。
たかが “プレゼント” …
サンプル画像との比較は検索すれば割とすぐに見つかりますので、興味をお持ちの方は各自 “ググる” などしていただければ… (笑)。
例のサンプルから比較しますとさすがに “落差” がありますが、自走しない上にタダ同然でもらったミニチュアとして見れば “こんなものか” という気にならないでもない…ですかね。
貨車移動機は大抵の場合、営業用に車籍を受けて定期検査をパスした “鉄道車両” ではなく、どちらかといえばそのままでは公道を自走できない建機のような “機械扱い” 故に製造メーカーや運用者も様々で、その世界はニッチなニーズかつかなりの奥深さがあるため、なかなか製品化の機会に恵まれないネタの一つではないでしょうか。
それをこうしてアプローチは違えどカタチにしてくれるというのは、ファンにとっては貴重な喜ばしい機会に違いないわけですよ…ですがね…。
されど “商品” …
実はこの移動機、片側の国鉄 (JNR) マークが反転してしまっています…。
トラックのレタリングならこれでも許されるかもしれませんが、現実に協三工業さんが実車でこのミスをやらかしたら、多分国鉄と取引できなくなるようなミスですよね (笑)。
その後リコール対応なぞあるかな〜と心の片隅で期待していたのですが特段そういった対応はなく、同出版社の新作「国産鉄道コレクション」の特典商品として流用 (?) されているようです…悲劇は繰り返される。
期待していた (商品) クオリティに到達できなかったのは仕方がないにしても、製品としてクリアしておくべき (製造) クオリティがそこまで至っていないというのは残念です。これは追々ディテールアップ改造で手入れをしてやらないとですかね〜。
既に書きましたが、アシェットコレクションズさんには商品企画自体は悪くないので製品やサービスのクオリティをなんとか底上げしてもらいたいと願ってやまないです。
次回からは、写真にチラチラと映り込んでいる1号以降の貨車をご紹介したいと思います。